アメリカ人 2016 7 23
多くの日本人は、アメリカ人のことをこう思っているでしょう。
「単刀直入に物事を言う。ストレートに発言する」
共和党の大統領候補者であるトランプ氏の発言を見ていると、
なおさら、そう思うでしょう。
しかし、こうした見方は、誤りです。
意外に思うかもしれませんが、
アメリカ人は繊細で、日本人以上に気を使います。
時は、「そんなに気を使わなくても」と思うくらいです。
オバマ大統領は、ビジネスライクであると言われますが、
こうしたアメリカ人も、例外の範疇です。
私は、アメリカ人と電子メールでやり取りをして、
いつも思うことは、
「日本人は、簡潔に言いたいことを書いているが、
アメリカ人の書く文章は、時には婉曲な表現があり、
時には、遠回しな表現もある。
忙しいので、短文で、すぐにわかる表現で書いてほしい」
あれは、いつのことだったか。
群馬県高崎市の小さな公園で、
白人の夫婦がブランコに乗ったままで、
10分以上も何も話さず、悲しそうな表情で、
桜の花びらが落ちている地面を見続けていました。
私は、「奇跡よ、起これ」と強く祈りました。
その瞬間、地面から青空に上昇気流が起こって、
桜の花びらが天高く舞い上がりました。
なぜ、白人の夫婦が悲しんでいたのか。
その公園の隣には、内村鑑三の記念碑があり、
その記念碑には、こう書いてあったのです。
「I for Japan;
Japan for the World;
The World for Christ;
And All for God.」
キリスト教徒の数は、数十億人になるでしょうが、
ここまで言うことができたキリスト教徒は、
たったの一人でしょう。
正に、内村鑑三は、近代日本に現れた預言者でした。
キリスト教国には、預言者が現れず、
なぜ、日本に出現したのか。
それを考えると、キリスト教国の人たちは、
非常に悲しいと感じるでしょう。
何百年も、何千年も待ったが、
キリスト教国には、預言者が現れず、
日本に出現してしまった。
この悲しい事実をどう受け止めればよいのか・・・・・。
新しいエルサレム New Yerushalayim 2010 5 16
今から、数百年後には、多くの人に、
この東京が「新しいエルサレム」だったと気づかれるようになるでしょう。
これは、同時代の人には、わかりにくいでしょう。
イエスキリストの時代も、99.9%の人が、
まさか、この地が世界の聖地になるとは予想もできなかったのです。
「エゼキエル書」
エゼキエルは、谷で、たくさんの人骨を見つけます。
そこで、エゼキエルは、神から言われたとおり、こんなことを言うのです。
「枯れた骨よ。
主の言葉を聞け。
主は、こう言われる。
見よ、私は、お前たちに魂を吹き込む。
すると、お前たちは生き返るだろう」
エゼキエルが、こう言うと、不思議なことに、
カタカタと音を立てて、骨が集まってきて、
その骨の上に、筋肉がついてきて、さらに皮膚までできたのです。
そして、その肉体に、魂が吹き込まれると、
人間として甦ったのです。